CASE

症例紹介

保険治療症例1

  • 咬合治療
通院時の年齢: 40歳代
性別: 女性
通院回数: 50回ほど
通院目的: 全体的に歯茎が腫れて違和感がある
処置内容: 歯周治療、むし歯治療
費用: 全て保険治療
デメリット : 全顎的に全て触るので、とにかく通院回数が多い
備考 : 歯周外科処置は行わず、超音波チップを使用して歯肉縁下の歯石除去のみで対応しています。

治療内容

初診時の検査では歯周病の進行が著明に認められ、降圧剤の服用もあることから薬物性の歯肉増殖症も疑いつつ、まずは歯間ブラシやタフトブラシを併用した清掃の指導を徹底的に行いました。

抜歯する部位と保存する部位をしっかり患者さんに説明しつつ、歯周治療と並行して全顎的に治療を進め、最終的に部分入れ歯を使って歯が無くなった部位を補うようにしております。

治療のポイント

奥歯の噛み合わせが無くなって下顎が後退していたため、顎の位置を前方に出すイメージで顎位が理想に近づくよう歯の傾斜や高さを変えております。
入れ歯の装着時にも側方へスムーズに顎を動かせるのを確認して治療を終了しています。

全て保険の範囲内での治療を希望されていたため、治療のゴールが理想の噛み合わせ位置と少し異なる事を説明しておりましたが、治療前と比べてはるかに調子が良い事を実感してご満足していただけているようです。

以前の生活習慣に戻らぬようにしっかり自己管理していただく事も説明して、治療後の状態をできるだけ長く保てるよう定期的にメンテナンスに来てもらってチェックを行っています。